冬至にかぼちゃを食べる由来は?今年はいつ?小豆とゆず湯について。
古くから
冬至には「かぼちゃ」を食べる習慣がありますね。
でも、なぜ?
今回はその由来や今年の冬至はいつか?
同じく定番の小豆やゆず湯のことを
まとめてみました。
冬至にかぼちゃを食べる由来は?
ご承知のようにかぼちゃは夏野菜ですよね。
しかもビタミンも豊富で栄養価も高い。
冬の寒い時期を健康に過ごす、
という意味では当を得ているわけです。
その時期に普通は無いものを食べる。
これが、昔の人にはインパクトのある行いだった、
とも考えられます。
実際には江戸時代からの習慣だったようですが
縁起を担ぐという意味合いもあるようです。
古来、冬至(とうじ)には
「と」のつく食品を食べると縁起が良いとされていて
豆腐・唐辛子・ドジョウなどを食べる習慣がありました。
かぼちゃは別名「唐茄子(とうなす)」というので
これに含まれるわけです。
また、
冬至に「ん」のつくものを食べると「運」がつくといわれ、
・南京(なんきん)→かぼちゃ
・だいこん
・にんじん
・れんこん
・ぎんなん
・きんかん
・うどん
(冬至の七種(ななくさ)と言うのだそうですが)
これを鍋焼きうどんなどにして食べるとよいそうです。
冬至 今年はいつ?
ところで、今年の冬至はいつかというと、
2015年 12月22日 (火)
となります。
来年は
2016年 12月21日 です。
ちなみに
1956年~2202年までは12月21日か12月22日となります。
冬至の定番は小豆とゆず湯
お粥は体を温めて、消化もよいので
冬の朝食にピッタリですね。
冬至には「冬至粥」といって
小豆を入れた「小豆粥」を食べる習慣があります。
これを食べると疫病にかからないといわれています。
また、
冬至に湯舟に柚子(ゆず)を浮かべて入る
「柚子湯」は江戸時代からの習慣です。
これは今でも行っている人も多く、
時期が来るとスーパーや八百屋さんで
たくさん売られていますね。
「柚子湯」の由来は湯治(とうじ)と冬至(とうじ)との語呂合わせで、
湯治をして体が元気だと融通(ゆうずう)が利くとのこと^^
「ゆず湯に入ると風邪を引かない」
ともいわれています。
これは根拠のあることで
柚子湯には血行促進作用があり、風邪の予防や
冷え性、神経痛、腰痛などを和らげる効果が認められています。
まとめ
小豆粥、柚子湯、
いずれも、体を温めるという意味で理にかなっていますね。
柚子湯の作り方は簡単で、柚子の実をそのまま湯船に浮かべるか
数個の輪切りにして湯に入れます。
美味しいかぼちゃも食べて元気にこの冬を乗り切りたいですね。
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